バンカーに入ったボールを一打で出す方法とは？苦手意識を克服！

バンカーで打っても打っても出なくて結局大叩き…なんていうことはゴルファーなら誰でも経験があるのではないでしょうか？

ゴルフコースを難しくするために設置されているだけあって多くのゴルファーが苦手意識を抱いているバンカーですが、一打で出すことができればスコアには影響ありません。

そこで今回はバンカーから一打でボールを出す方法についてご紹介します。

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一打で出すには最後まで振り切ること！

バンカーからボールを出すには「ボールの近くの砂ごと持ち上げて打つ」というのが通説ですが、砂ごと持ち上げる＝力いっぱいスイングする必要があると解釈する人が多いです。

しかし思いっきりスイングしようと力んだ結果、空振りしたりチョロったりしてしまいます。

バンカーからボールを一打で出すために大切な「最後まで振り切る」というのは、力いっぱいスイングすることとは違います。

もちろん砂の分の負荷がかかるためある程度の力は必要となりますが、インパクトのあともきちんとクラブを振り切るというのが最も重要なポイントとなります。

ボールを出したい一心でついついインパクトの瞬間だけを意識しがちですが、私はフォロースルーを意識することでだいたい一打・二打で出すことができるようになりました。

早くバンカーから出したい欲を一旦抑え、優雅に大きくスイングすることで一打で出やすくなるので試してみてください。

バンカーの砂が硬く、砂ごとすくうのが難しそうな場合も多々ありますよね。

そんなときは、バンカーの位置にもよりますがグリーンまでまだ距離がある場合は７番アイアンなど普通のクラブで直接ボールを打つのもひとつの手です。

硬い砂のバンカーで無理に砂ごと打とうとするとダフリの原因となるため、あえてボールを直接打って飛ばしてしまうのは特に非力な女性にはおすすめの作戦です。

しかし、グリーン近くのバンカーで直接球を打つやり方をしてしまうと「はるか彼方へボールが飛んで行ってしまった…」ということになりかねないため、グリーンまでの距離が近い場合はやはり砂ごと打つ必要があります。

ただ先程も述べた通り、硬い砂を砂ごと打とうとするとダフる確率が高いため、バンカーの砂が硬い場合は上から叩き打つイメージで打つのが正解です。

2019年からの新ルールで、「バンカーに入ったボールは２打罰でドロップすることができる」という項目が加わりました。

ホールとボールを結んだ延長線を基準線として、そこから1クラブレングス以内にドロップできるため、「このバンカーでこの位置は大叩きしそう…」と思ったら２打罰で出してしまうのもありです。

特にグリーンまわりのバンカーで失敗するとかなりの痛手になるため、どちらがスコアに影響が出ないかを検討して判断するといいでしょう。

いいんだか悪いんだか、私はよくバンカーにボールが入りすぎてもはや苦手意識がなくなりました。

きちんと振り切れば一打で出すことも難しくないと分かってからは「あーバンカーねはいはい」というような気持ちで挑むことができています。(もちろん何打も打ってしまうこともありますが…)

力まず打てれば、バンカーはそこまで強い敵ではありません。苦手意識をなくしともにバンカーと戦っていきましょう！

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