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緑茶が肌にもたらす美容効果とは?毎日10杯の緑茶で美肌に!?

日本を代表する飲み物である緑茶。

多くの日本人が日常的に飲んでいますが、お肌に嬉しい美容効果があることは意外と知られていません。

今回は、緑茶が肌にいい理由やどれくらい摂取すればいいのか?など、緑茶が肌にもたらす美容効果についてまとめました。

緑茶が肌にいい理由とは?

肌の真皮は、ハリを保つコラーゲン・弾力を保つエラスチン・水分を保持するヒアルロン酸で構成されており、これらの成分が減少すると肌に衰えが生じます。

真皮の成分が減少する理由は、ずばり加齢・酸化・糖化

加齢→ホルモンの分泌が減少する
酸化→紫外線やストレスによって体内が酸化する
糖化→栄養バランスの乱れや糖分過多などが原因でAGEが発生する

酸化はしわ・シミの原因となり、糖化によりAGEが発生するとくすみやしわの原因となります。緑茶に含まれる茶カテキンには、この酸化と糖化を防ぐ効果があります。

強い抗酸化力を持つ茶カテキンが肌の老化を防ぎ、レモンの3~5倍のビタミンCが肌のきめを整えメラニン色素を薄く働きをするなど、緑茶には美肌効果がたくさん!

また、カテキンには日焼けを防ぐ働きもあるので、美白にも効果的です。

毎日どれくらいの緑茶を飲めばいい?

美肌のためには毎日400mg~600mgのカテキンを摂取するのが理想的とされています。

400mg~600mgのカテキンは湯呑およそ10杯に相当しますが、毎日湯呑10杯のお茶を飲むのはなかなか大変ですよね。

鍋などで一気に大量のお茶を沸かし、家に緑茶を常備しつつ外出時には水筒やタンブラーに入れて持ち運ぶ習慣をつけると無理なく適量を摂取することができるでしょう。

ペットボトルのお茶でもカテキンは摂れますが、茶葉から入れたお茶はペットボトルに比べて約2.5倍ものカテキンを含むため、できれば茶葉から入れることをおすすめします。

 

緑茶成分配合の化粧品でスキンケアするのもOK!

美容大国・韓国を始めとして、最近では緑茶成分が配合された化粧品の人気が高まっています。

「毎日緑茶を飲むのは大変」「茶葉からお茶を入れるのが面倒」という人は、緑茶成分配合の化粧品でスキンケアを行うのもおすすめ!

例えば韓国の有名スキンケアブランド『イニスフリー』では、グリーンティーラインも販売されています。

およそ2,400品種の中から選抜した緑茶の朝摘み茶葉から搾り取った濃縮エキスで、お肌にうるおいが与えられると口コミで人気になっています。

 

ドラッグストアなどでも多くの緑茶成分配合の化粧品が販売されていますので、自分に合った緑茶スキンケアを取り入れてみるのもいいでしょう。

まとめ

「毎日10杯」と聞くとものすごく多く感じますが、毎日摂取している水分を緑茶に置き換えれば決して無理な量ではありません。

生きている以上加齢を避けることはできませんが、緑茶を取り入れて酸化・糖化を防ぐことで肌の劣化を抑えることができます。

積極的に緑茶を飲んでいつまでも美しさを保っていきましょう!