「30代は一瞬だよ」と同じくらいよく言われるのが、「30代になると本当に痩せない」という恐怖の一言です。
「30歳はお肌の曲がり角」というフレーズもよく聞きますし、30代の負担大きすぎやしませんか…。そして傷の治りの遅さと脂肪の落ちづらさの現実…。つらい。
そこで今回は30代で落ちにくくなった脂肪を落とす方法について調べてみました。
30代になると脂肪が落ちにくくなる理由とは?
30代になっても今までと同じ生活を送っていると、それだけで年間2kg太るという衝撃のデータがあります。
その理由はずばり基礎代謝の低下です。
基礎代謝とは生きているだけで消費するエネルギーのことで、成人女性の1日の平均は約1,200kcal(キロカロリー)とされています。
20代平均:1335.5kcal
30代平均:1299.5kcal
40代平均:1190.5kcal
上記の表の通り、基礎代謝は年齢と共に低下していきます。
つまり生きているだけで1日約1,335キロカロリー消費していた20代に比べ、30代になると1日35キロカロリーずつ体に蓄積されていくイメージです。数字で見るとたった35キロカロリーと思うかもしれませんが、年間で換算すると2kgもの体重増加になるのです。
30代以降は生きているだけで太る。という「私は前世でなにか罪を犯したのか…」と問いたくなるようなつらい現実です。
さらに、人間の体は20代をピークに筋肉量が少なくなることも関係しています。30代は特に二の腕と腰の筋肉量が一気に低下するため、放っておくとブヨブヨに…なんてことになりかねません。
30代の落ちにくい脂肪を落とす方法は?
ただ20代の頃と同じライフスタイルを送っているだけで太ってしまうなら、意識的に生活を変えなければ痩せることは不可能です。
人が太るのは摂取カロリーが消費エネルギーを上回るからであり、当たり前ですが痩せるには『摂取カロリーを減らして消費エネルギーを増やす』しかありません。
かといって無理な食事制限はリバウンドや老化の元になるのでNG!まずは運動量を増やし、食事を見直すことです。
筋トレで基礎代謝UP!
ダイエットにはジョギングなどの有酸素運動が一番有効だと思っている人も多いですが、まずは筋トレで基礎代謝を高めることが重要です。
30代の脂肪が落ちにくいのは基礎代謝の低下が原因なので、代謝を上げることで痩せやすい・太りにくい体をつくることができます。
たまに「脂肪の上に筋肉がついて余計に太るのでは?」と心配する人がいますが、特に女性の場合はホルモンの関係でそう簡単に筋肉はつきません。普通に頑張ってもムキムキにはなれないので、安心して筋トレに励みましょう。
また、「筋トレ=ガチムチの男性がジムで思いダンベルを上げている」というイメージを持つ人も多いですが、筋トレは自宅で道具なしでもできます。
基本のスクワットなど、まずは取り入れやすいメニューから挑戦してみましょう!
自宅でパーソナルトレーニング!
自分ひとりだと継続する自信がない…という人はオンラインパーソナルを利用してみるのもおすすめです。
トレーナーさんとLINEでフォームのチェックや食事メニューなどについてやりとりでき、自宅がジム空間に早変わりします。
往復の時間や着替える手間などが省ける上にジムに通うよりもリーズナブル!
ジム通いや自主トレが続かなかった経験がある人にはぴったりです。
食事で内側からも綺麗に!
ダイエットには毎日の食事内容も重要になってきます。
痩せる食事は、摂取カロリーだけでなく、脂肪の元になる『脂質x糖質』の組み合わせを減らす必要があります。
そのために有効なのは、糖質抜きダイエットや炭水化物抜きダイエットなど特定のものを摂取しないようにするのではなく、食事全体の内容を野菜中心にするという方法です。
これは葉っぱしか食べないとかそういったことではなく、3食しっかり野菜のおかずを中心に食事を摂るということです。
我慢や偏った食事が必要ないので、ストレスなく実践することができるはずです。
まとめ
20代の体型をキープし続けたければ、20代のときよりも更なる努力が必要になります。
「年だし…」「出産したし…」「つらいの嫌だし…」と言い訳することはやめ、できることから少しずつ一緒に頑張っていきましょう!