日本人の4分の3が食すと言われている納豆。
そんな日本の国民食である納豆は、健康にも美容にも嬉しい効果がある健康食の代表です。
毎日1パック食べると死亡リスクが10%減少するというデータも!
そこで今回は納豆を毎日食べることで得られるメリットについてまとめました。
納豆を食べると得られる効果は?
整腸作用
納豆に含まれる納豆菌は腸内で善玉菌として働き、悪玉菌をやっつけます。
腸内環境が整うため、多くの女性が悩んでいる便秘の解消にも効果的です。
美肌効果
納豆に豊富に含まれるビタミンB群には皮膚細胞を活性化させる働きがあるため、綺麗な肌がつくられるとともに美白効果も期待できます。
また、大豆に含まれるイソフラボンにはシワ・シミ・たるみを防ぐ効果があります。
免疫力アップ
納豆菌が腸内で活発に作用して腸内環境が整うため、免疫力もアップします。
また、納豆菌には細菌やウイルスを抑える効果があるため、ウイルスに負けない体になります。
アンチエイジング効果
納豆に含まれる「ポリアミン」という成分には新陳代謝を正常にする働きがあります。
ポリアミンを多く含む食品を摂取することで、老化を遅らせる効果が期待できます。
なぜ納豆を食べると死亡リスクが減るの?
国立がん研究センターの研究によると、納豆を毎日1パック食べている人はほとんど食べていない人に比べて脳梗塞や心筋梗塞で死亡するリスクが10%低下するというデータが出ています。
脳梗塞や心筋梗塞は血栓が詰まることで起こりますが、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には血栓を溶かす作用があるため、これらの発症のリスクを減らします。
また、「イソフラボン」が血圧を下げ、「食物繊維」がコレステロールレベルを下げるため、納豆を多く食べる人ほど長生きするとされているのです。
さらに食物繊維やビタミンB群が食後の血糖値の上昇を抑えるため、糖尿病の予防にも効果があります。
このように納豆には死につながる病気を防ぐ作用が多くあるため、日常的に納豆を食べる日本人は長寿の国となっているのかもしれません。
食べすぎには要注意!1日1パックまでにしよう!
いくら納豆が体にいいからといって食べすぎはNGです。
納豆に含まれる「セレン」は過剰摂取すると脱毛・胃腸障害・疲労感などの症状を引き起こすことがあります。さらに「ビタミンK」の過剰摂取は血栓の原因となります。
また、「イソフラボン」の過剰摂取が女性ホルモンを誘導して生理周期を狂わせる可能性も。
納豆の食べすぎによって逆に体が不調を起こしてしまわないために、納豆は1日1パックが適切な量と言えます。
納豆を食べる際に気をつけたいポイント!
ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱するとその効能が失われてしまいます。
炊き立てのご飯に納豆を乗せる場合は、ご飯をよそって少し待ってから乗せるといいでしょう。
まとめ
実に現役医師の9割が「納豆を毎日食べることを勧める」と回答しているほど、納豆が健康にもたらす効果は絶大なものです。
キムチやわさびなどアレンジ方法も多いため、納豆は毎日食べても意外と飽きません。
あなたも今日から1日1パック納豆生活、始めてみませんか?