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サーフィンにメンタルヘルス効果がある理由とは?サーフセラピーも!

みなさんはサーフィンにメンタルヘルス効果があることをご存じでしたか?

海外ではサーフィンによるセラピーも行われており、サーフィンがメンタルにもたらす影響が研究され続けています。

ただ楽しいだけのスポーツではなく心を癒す効果もあるサーフィン。

今回はなぜサーフィンがメンタルヘルスに効果があるのか?についてまとめました。

サーフィンがメンタル向上に効果的な理由は?

海外の研究では、波をキャッチする行為が薬の機能を果たし、抑うつ症状・マイナス思考・不眠症・双極性障害などに効果があるとされています。

サーフィンでは波に乗っている時間よりも波待ちしている時間の方が長く、波を待っている間はサーフボードに座ってただ揺られています。

この海の中でサーフボードに座り佇んでいる静かな時間が心をクリアにし、いわば瞑想状態となります。そのため、精神と感情を安定させる効果があるのです。

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また、波に乗る動作をすることで認知機能の低下を防ぎ、自尊心を高める効果もあります。

さらにサーフィンは全身運動のため短時間のサーフであってもかなりの体力を消耗するので、サーフィンを続けていると自然と体が引き締まって体力や筋力もつくようになります。体の衰えは心の衰えと直結しますので、若々しい体でいることもメンタルを保つ大きな要因となります。

このようにサーフィンは心の健康にも体の健康にも直接的にアプローチすることができるスポーツなのです。

サーフィンセラピーは精神疾患に効果絶大!

人間の心身にポジティブな影響を与えるサーフィンは、その効果からセラピーにも取り入れられています。

アメリカではPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱える軍人に対してサーフィンがもたらすセラピー効果についての研究が進められており、実際に6週間の期間、週に1回サーフィンをすることで精神疾患が改善するという結果が出ています。

10年間鬱に苦しめられた人がサーフィンを始めて心が回復したり、自閉症の子どもがサーフィンによって自信を得るなど様々な実例も発表されており、サーフィンがメンタルヘルスにもたらす効果が大いに期待されています。

また、病院や医療センターなどでサーフキャンプ体験が推奨されているなど、海外では精神疾患への対策としてサーフィンセラピーが積極的に取り入れられています。

海そのものに秘められた浄化のパワー

邪気を取り払う日光と願いを引き寄せる月光のパワーを吸収する海には、強い浄化作用があります。

海水・海藻・海泥を用いて自然治癒力を高めるタラソテラピー(海洋療法)と呼ばれる医学療法も確立されており、海が私たちの心と体に与える影響は科学的な根拠をもって明らかになっています。

海に入るのが難しい場合は、手や足を海水につけたり海を眺めるだけでも効果があるとされています。

日本ではまだ数が少ないですが世界にはタラソテラピー施設も多くあり、海がもたらす癒し効果の高さがうかがえます。

まとめ

実際にサーフィンをしていると、波にうまく乗れたときの楽しさはもちろんのこと、サーフボードの上でただ波に揺られている時間もとても尊く感じます。

個人的には他のスポーツではうまくできないことに関してイラ立ちを覚えることも多いのですが、サーフィンの場合は何度波に飲まれて横転しても決してイライラすることはありません。

波に乗る自信がない!という方はSUPでもカヌーでもいいので、海に触れる機会をぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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