みなさんはどれくらいの頻度でフルーツを食べていますか?毎日?週に1回?全く食べない?
実は日本人の多くは週に1回以下しかフルーツを食べていません。
しかしフルーツには健康に嬉しい効果がたくさんあり、毎日摂取した方がいいとされています。
ただ、フルーツは太るというネガティブなイメージを持っている人も多く、結局フルーツは体にいいの?悪いの?と疑問に思っている方もいるでしょう。
そこで今回はフルーツがもたらす健康効果とフルーツは太るのか?についてまとめました。
日本人は圧倒的フルーツ不足だった!
厚生労働省・農林水産省は1人あたり1日200g以上のフルーツ摂取を推奨しています。
例えばみかんの場合は2個、りんごの場合は1個、バナナの場合は2本、キウイの場合は2個がそれぞれ200gの目安です。
日本人はフルーツの摂取率が著しく低く、推奨量である200gを摂取している人は2割ほどしかいません。つまりおよそ8割の日本人が十分なフルーツを摂取していないということになります。
フルーツの摂取頻度に関するインターネット調査では、約30%の人が「週に1回」、約24%の人が「全く食べない」と回答しており、およそ半分の人がフルーツを週に1回以下しか食べていないことが分かります。
なかでも20代~40代の半数以上がフルーツの摂取頻度は週に1回以下であるというデータが出ており、特に若い世代はフルーツを摂取しない傾向にあることがうかがえます。
フルーツが健康にもたらす効果とは?
フルーツにはビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルが豊富に含まれており、体の調子を整えたり老化や疾病の予防効果があります。
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」という言葉もあるように、フルーツがもたらす健康効果は侮れません。
それぞれメリットが異なってきますので、簡単に果物別の健康効果をご紹介します。
リンゴ→腸内環境の改善・血圧上昇の抑制・美白効果
ブドウ→眼精疲労の改善・痴呆の予防・美白効果
オレンジ→がん発生の予防・代謝UP・美肌効果
グレープフルーツ→血流UP・心臓病/がんの予防・疲労回復効果
キウイフルーツ→中性脂肪改善・コレステロール値改善
ベリー類→抗炎症作用・コレステロール改善・脳機能改善
桃→美肌効果・アンチエイジング効果・むくみ解消
1日200g(目安として片手に乗るくらいの分量)のフルーツを摂取することによって、このような健康に嬉しい効果が見込めます。
フルーツはたくさん食べると太る?
「フルーツ=太る」という印象を持っている人も少なくなく、それが原因でフルーツを食べることを躊躇している場合もあるでしょう。
しかし、フルーツの甘さの元である『果糖』は、普通の砂糖に比べて腸で吸収されるスピードが遅いため脂肪になりにくいとされています。また、フルーツはその多くが水分であるため脂質もほとんど含まれていません。
太る原因は脂質x糖質の組み合わせなので、「フルーツ=太る」という方程式は正しくないと言えるでしょう。
ただし、フルーツに限ったことではありませんが、もちろん食べ過ぎは太る原因となります。多く食べればいいというわけではなく、1日200gを目安に毎日継続して摂取することが大切です。
まとめ
フルーツは美容にとっても健康にとってもメリットだらけ。
毎日食べることで健康に美しくなることができますので、今日から生活にフルーツを取り入れましょう!
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