サーファーって引き締まった体をしている人が多いですよね。
中には某ホン〇ンさんのようにメタボ体型のサーファーもいますが、基本的にはみんな体が絞られている印象です。
サーフィンをしているから痩せているのか?はたまた太っている人がサーフィンをやらないだけなのか?
その謎を解明すべく今回はサーフィンのダイエット効果について調べてみました。
サーフィンの消費カロリーは?
例えば標準体型の女性が1時間サーフィンをした場合の消費カロリーはおよそ120キロカロリーです。
1時間のウォーキングでは約260キロカロリー、ジョギングでは約550キロカロリーが消費されることを考えると、サーフィンの消費カロリーは決して高くないことが分かります。
消費カロリーだけ見るとサーフィン=ダイエット効果があるとは言えなさそうです。
サーファーの体が引き締まっている理由とは?
ではなぜ消費カロリーがそこまで高くないにも関わらず、サーファーの体は引き締まっているのでしょうか?
その秘密はサーフィンの動作にありました。
全身の筋肉を使う
サーフィンは全身運動です。
パドリングで肩・背中・お腹の筋肉を使い、テイクオフで胸・腕・脚の筋肉を使い、ライディングで脚全体の筋肉を使います。
沖に出てから波に乗って浜に戻るまでの一連の動きに全身の筋肉を使うため、サーフィンを続けていると体が引き締まってきます。
体幹が強くなる
パドリングにおいてもテイクオフにおいてもライディングにおいても体の軸がブレていると上手くできないため、サーフィンには体幹の強さが求められます。
体幹はサーフィンを継続することでも鍛えられますが、サーファーの多くはサーフィンの上達のために自主的に体幹のトレーニングをしています。
体幹が強くなることで基礎代謝が高まり、太りにくい体をつくることができます。
姿勢がよくなる
サーフィンをすると背筋が鍛えられるため、姿勢がよくなります。
姿勢がよくなり筋肉を正しく使うことでお腹などの余分な脂肪がなくなるだけでなく、血の巡りもよくなるため循環しやすい体になります。
体内の循環が正常に行われると不要な老廃物がきちんと体の外に出るので、痩せる要因となります。
まとめ
サーフィンは、ダイエットというより体づくりができると言った方が正しいでしょう。
サーフィンを継続していると、筋肉のないガリガリの体でも脂肪だらけのぶよぶよの体でも自然と適度な筋肉がついたサーファー体型になっていくはずです。
とにかく細くなりたい!という人は他のダイエット方法を探した方がいいかもしれませんが、年齢を重ねても引き締まった体型を維持したいという人にとってはうってつけのスポーツです。